今を生きるわたしのこと。

まあ色んなことがありますが、結局やるか、やらないかですよ。

沖縄からやってきたハニちゃんの話。

30回目の誕生日。昨日のうちに誕生日らしいことは済ませた。

朝から髪をバッサリ切って、昼は美味しいお刺身定食を食べた。夜はもんじゃ焼きをして団欒の時間を満喫した。

おめでとう私。30代楽しむんだぞ私。仕事もプライベートも一生懸命やるといい。

 

今年の誕生日はかなり特別な日になる。高価なプレゼントよりも美味しいご飯よりも、もっともっと大事なこと。

 

そう、我が家に、ついに、

3匹目の保護猫ちゃんがやってくる!!

 

一ヶ月ほどの準備期間で、名前を決めてケージを買って、ご飯の器も揃えた(なぜか器だけまだ届いてない)

 

本日無事に我が家にやってきて、今はケージの中に設置した猫ベッドの中ですやすや寝ているので、その間に自己紹介ならぬ”ねこ紹介”を。

 

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まだケージ内のおトイレでうんちをしていないから、部屋に出すことができず写真をゆっくり撮れない。かなりブレているけど悪しからず。

 

さび猫の女の子です。

名前は「はちみつ」あだ名は「ハニちゃん」「ハニー」と愛でてやってください。

 

うちの猫さんたちは、お兄ちゃんが迎えたこんぶから始まり、とろろ→つみれ(2020年に他界)→にぼし、と三文字に揃えて名付けてきたのだけど、初めての女の子ということもあり甘々でメロメロな箱入り娘なので字数にはこだわらず「はちみつ」としました。

偶然にも8月上旬に生まれたようなので、お誕生日も8月3日(はちみつの日)にしました。

 

通常の生後3か月の子に比べるとやはり少々成長が遅いように感じますが、今日体重を測ってみたらなんと1.9キロ!充分です!優秀優秀。

しっぽの先がポキッと鍵しっぽになっています。

まだちゃんと顔も見れていないし、抱っこも出来ていないから詳しい現在のハニちゃんの様子はまた今度。

 

ハニちゃんは、今年8月沖縄県の名護で保護してもらいました。当初は「名護2号」「ニコちゃん」と名付けられて育ててもらっていたそうです。(かわいいね)

猫風邪をひいていたため、まだ少し目が白濁としていますが、保護ボランティアさんの懸命な治療のおかげで以前よりだいぶ良くなったように見えます。

 

実はハニちゃん、捨て猫なんだそうです。

それも悲しいことに、ゴミとして捨てられていた子猫。

第一発見者の方が、息絶えている?まだ生きている?と市役所に連絡をしてくれて、そこから保護ボランティアの方がハニちゃんと兄弟猫を引き取ってくれました。

こんな惨い話、ニュースでは聞いたことがあったけれど本当にまだこんなことがあるんですね。信じられないや。

野良猫の子猫ならゴミ袋にいれて捨てるなんてことは普通しないから、おそらく飼い猫をきちんと避妊去勢せずに生まれてしまった子猫を捨てたのでしょうか。コロナ禍で生活費が苦しくなり飼い犬や飼い猫を放棄する人間がいるという話もニュースで見たけれど、本当にその考え、神経がまったく理解できない。

この子たちのような思いをして亡くなった命が世の中にたくさん存在するのだろうと思うと、怒りがおさまらないし、胸が苦しくてしかたないです。

 

でも、そんなハニちゃんは、猫風邪による目の治療のために入院手術を頑張って乗り越えて今ここにいます。遠く離れた沖縄から飛行機に乗って東京までやってきました。

ここから我が家に来たことで幸せであたたかい毎日が待っています。

住処がころころ変わってストレスも多いだろうから、まずはゆっくり休んでもらいたいですね。

 

さっき、寝起きでミャアミャア甘えた声で鳴いていたので、天井ネットの隙間から手を入れて撫でてあげたら早速すりすり顔と体を擦りつけてふみふみ始めました。

さらには私たちの指をくわえてチュパチュパ吸っています。

 

そうか、お母さんの愛情を知らないんだった。

 

必死に鳴く姿も、指に吸い付く姿も何もかも愛おしいけれど切ない。

我が家に来てくれてよかったと強く想いました。

この自信は、家族が一致団結してハニちゃんを迎える決断をしたことと、とろろとにぼしがすでにハニちゃんに敵意を示していないからダイジョブ!問題ない!

 

とろにぼ、さすがだわ。尊敬。

 

さあ、今日からさらに賑やかになるぞ~!

30代の幕開け、人生がさらに面白くなってきた。

 

最後に、

ハニちゃんの保護に携わったすべての方々。

 

沖縄で捨てられていたハニちゃん兄弟を、見捨てずに市役所へ連絡してくれた命の恩人さん。

 

猫風邪にかかって酷い状態だったハニちゃんを懸命な治療でここまで元気に育ててくれた沖縄のボランティア団体のみなさま。

 

ハニちゃんと兄弟を毎日楽しく元気に過ごさせてくれて、愛情をたくさん注いでくれたミルクボランティアのご家族のみなさま。

 

そして、にぼちゃんの時からお世話になっている三鷹123のみなさま。

私が猫の師と仰ぐ(勝手に(笑))、のてもの母さん。

 

今回は私たちのもとにハニちゃんの命を繋いでくれて本当にありがとうございます。

絶対に幸せにしますので、安心してください。

残されたハニちゃんの兄弟にも幸せな家族とのご縁が訪れますように。